Posted on: 2021年6月29日 Posted by: tutrips Comments: 0

NPO法人SesLabの主催で学生座談会を開催しています。第3回学生座談会を2021年6月28日の夜に開催しました。

今月のテーマは「プラスチック」。

現在、鹿児島県沖永良部高校でごみの分別研究に取り組んでいます。プラスチックごみ分別が習慣にないとき、何らかの制度が変わった場合にどのようにすることで人々は対応できるのか?など実験しながらプラスチックを分別しています。

今日はまず最初に、その取り組みを紹介してもらいました。今後も続けていく予定だそうで、分別をスムーズにするごみ箱の工夫などを考えています。

そして、他にも大学生から様々なお話がでてきました。

「これはごみ箱ではない。」

ごみについての意識を変える。ごみと思わず資源と捉えると、見方が変わるのではないか。

意識を変えるという側面から考えると、分別はルールで縛れるが、フードロス問題のひとつである「食べ物を残す」ことはルールで縛りにくい。

もらいもの、プレゼントにいらないものが多い。さらにプレゼントは、わざわざ包むので、ごみを増やすだけ。

紙袋でもらうのと、プラスチックバックでもらうのとではなぜか気分が違う。プラスチックバックでモノをもらうより、紙袋の方が気分的に良い気がする。
確かに!
それに紙袋の場合、捨てずにとっておくのに、プラスチックバックだとごみ袋にすることしか考えない。そういうもであるという意識がついてしまっているのでしょうか。

また、男性はエコバック持ち歩かない傾向にあるので、突然、コンビニ入った時にレジ袋を買ってしまう。3円や5円は気にならないという意見がありました。お尻のポケットにそのまま財布を入れる傾向にある男性は持ち歩くのが面倒なんでしょうか。その点、女性は鞄を持っているので大半の人がエコバックを常時持ち歩いている意見が多かったです。

他に、コンビニでバイトしていると、男性客でポケットからコンビニのプラスチックバックが出てくる。しわしわになっているプラスチックバックを持ち歩いている人がいる。それなら許せるけどエコバックはどうも・・・エコバックを持つのがこっ恥ずかしい気分の男性がいるようです。主婦みたいだから?しかしそれは30代以上の先生たちにその意見の傾向があり、男子学生はほとんどエコバック派でした。時代背景に異なる価値観があるのでしょうか。社会人の場合、仕事の途中や帰り道など、ついでに来る人が持ってこない場合が多いのではないか。買い物が目的で外出する場合はエコバックを持っていくそうです。

では、男性が恥ずかしくなく、持ち歩けるマイバックはどんなデザインがいいか?
どうしたらエコバックに切り替えられるか。

それには、毎日、習慣づけることが重要、変則的な暮らしをすると、突然のことが多い。
規則正しい暮らしにすることで習慣付くのではないか、という意見もありました。

そして、それぞれの意識の話。
レジ袋が環境問題を考えて使わない話なのか、3円がもったいなくて使わない話なのか、それによっても意識の在り方が違うのではないか・・・。

確かにその意識の違いは、同じエコバック使わない話でも、意味が大きく異なりますね。